燃えよ剣

この小説は、新潮文庫出版、司馬遼太郎さんの作品です。

この小説は、幕末の動乱期に新撰組副長として剣に生きて、剣に死んだ男、土方歳三の人生を描いた物語。

もう、普通に土方歳三の魅力がバシバシ伝わる作品です。高校生の時に読んで、土方さんに惚れました。どこに惚れたのか。それは、土方さんの生き方が美しいところです。新撰組のため、近藤さんをたてるために生きる姿がとても美しいし、かっこいいと思った。人生をかけて一つのことを成し遂げる。それも、ぶれることなく。その姿が、憧れて惚れてしまいました。そこから、新撰組の文献読んだり、前は念願の壬生寺に行けたんで、楽しかったです。

お勧めしたい理由は、土方さんのことをもっと知ってほしいなと思ったから入れました。歴史の数行しか新撰組について書かれていません。数年しか活動できてなかったので、仕方がないと思う反面、数年しか活躍していないのに歴史の教科書に載ることは、なかなかできないことだと思いました。それだけ、新撰組は短い間ながらも人々を魅了するものだとわかります。これをきっかけに、新撰組にハマってみてはいかがでしょうか。

新撰組をあまり知らなくても、史実とフィクションを織り交ぜて書かれており、時代背景など詳しく書かれているので、読みやすいと思います。また、今年に映画が放映されるのでそちらも見てみてはいかがでしょうか?

(もっと土方さんについてあれこれ言いたのですが、ここで書くのは場違いなんで違うところで書こうかなと思います。書評は、以前週刊読書人で書かせていただいたのでここでは書きませんでした)

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