数字で話せ

PHP研究所から発行している斎藤広達さんの「数字で話せ」を紹介します。

数字や数学の知識を用いて、どのように話せば相手に分かりやすく、納得感のある伝える技術を教えてくれる一冊です。数学や数字に苦手意識がある人でも、基本を教えてくれるので難なく読めると思います。

説得力のある説明をしたい、数字・数学苦手だけどデータを使って話したいと思う人にお勧めです。

本書では、数学・数字を使って相手に納得感のある説明・営業をできるように、単純な計算や正規分布、回帰分析、多変量解析、AIなどと、専門的な用語を使われています。けれど、正規分析、回帰分析について深く学ぶのではなく、それをどう用いて伝えるのかを重きに置いて、述べられているので、比較的わかりやすく用語の説明、計算方法を教えてくれているので、数学が苦手な人でも頭に入りやすいと思います。

例えば、「みんなとは誰か かなり使える標準偏差」です。

偏差値は、データの値が、平均50、標準偏差10のデータに変換(正規化)したときに示す値です。高校生の時に、数学の授業で標準偏差や正規分布はすこし習ったと思います。本書では、日本人の平均身長を用いて具体的に偏差値、標準偏差、正規分布について教えられています。具体的な数字や、身近な会話からどう使うのか考えるのかを分かりやすく、丁寧に書かれているので、数学が苦手な方でも読みやすいと思います。

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