大人のための社会科

井手英策さん、宇野重規さん、坂井豊貴さん、松沢祐作さんの「大人のための社会科」を紹介します。

今の日本を多角的に考えたい、日本の経済についてわかりやすく知りたいという方にお勧めします。

本書の魅力は、日本の経済を様々な角度で具体的な事例と理論を用いて書かれており、非常に興味深い話が多くあるところです。GDPや勤労、選挙、公平、信頼などの観点から今の日本を分析しています。特に、「信頼」のトピックは興味深い内容が多くありました。日本は、他者への信頼が低い社会であると社会調査で示されました。その結果になったのは、長らく日本は「信頼社会」ではなく、「安心社会」であったからだ、と社会心理学者の山岸さんは解釈しました。安心と信頼がどう違うのか。信頼社会になりつつある日本にどう適応していくのか、そもそも信頼ってなんだ、と徐々に深く考えるように誘導し、自分なりの答えを出せるようになっています。

その他、様々な観点から見て今後の日本をどうしていこうかを最後のトピックで書かれており、今の日本社会から未来へどう動くかを考えるようになっています。気になった方は是非読んでみてはいかがでしょうか。

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