貴志祐介さん「悪の教典 上・下」を紹介します。
サイコキラー、ぞくぞくした臨場感を味わいたい方、サバイバル系を読みたい方にお勧めします。
あらすじは、不良生徒、モンスターペアレント、学校の裏サイト、淫行教師など様々な問題を抱える私立高校の英語教師、蓮見聖司。人前では生徒、保護者に好かれ、親衛隊があるほどの人気者である。しかし、蓮見は生まれながら他者への共感性がなく、それに気づいた者、邪魔だと感じた者を次々殺していき、着実に学校全体を支配していった。しかし、文化祭の準備で生徒共に泊まり込むとき、些細なミスを連続させてしまい、殺人が隠蔽できなくなってしまった。蓮見が取った行動は…
本書の魅力は、サイコキラーの蓮見の視点と、生徒や教師の視点がくるくると変わり、蓮見の異常さがよりはっきりわかるようになっているところです。蓮見の異常さは、犯行描写や犯行手口、思考だけ見ても分かりますが、それに対比して教師や生徒の蓮見に対するイメージが正反対で、より異常さやクレイジーな考えが浮き彫りになり、ぞくぞくした感触になります。
また、蓮見の裏の顔に感づく人もいますが、蓮見はそれすらも感知して対策するので、より恐ろしさが感じられます。対策も鬼畜な所業だと思います。
後半からのサイコキラーっぷりも凄まじいので、気になった方は是非読んでみてください。
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