森絵都さんの「カラフル」を紹介します。
青春とSFチックな話、ラストの衝撃を読みたい、家族、学校、自分の事に悩みながらも立ち向かう姿を読んでみたい方にお勧めします。
あらすじは、一度死んだ「ぼく」は、天使からもう一度人生を歩めるチャンスを得た。自殺した中学生の“真”の体にホームステイ(間借り)して、「ぼく」の前世の罪を思い出せと言う試練が課された。真の中学生活は、家でも学校でも悩みや苦労の連続で…「ぼく」の試練はどうなるのか…?
本書の魅力は、“真”の体を間借りして生活するという特殊な設定と、明るい口調や天使の存在と生きる・自殺などの重いテーマが共存しているところです。一度死んだが、もう一度チャンスを言われれば、輪廻転生して新しい存在として生きると思いきや、“ホームステイ”という考え方には、奇想天外で面白いと思います。新たな人生というより、人の人生を借りて、再挑戦という所はクスッと笑ってしまいます。
また、“ホームステイ”のガイドをする天使“プラプラ”が“真”に話しかける口調は明るく、ユーモアですが、内容は中学生の悩みや苦労、自殺などの重苦しい話で、このギャップに引き込まれる人は多いのではないでしょうか。 その他にも、ラストの衝撃展開、中学生特有の感情描写など引き込まれるところが多くあります。
気になった方は是非お手にとってはいかがでしょうか。
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